前回の大例会で余りに張り切りすぎてしまった反動で、いまいち事前にモチベーションの高揚が無かった今回。
おまけに本番2日前に前夜祭と称してやぶ・平田君の3人で123曲を歌い上げてしまったため、ますますモチベーションが低下した状態でのカラオケとなってしまった。
楽曲の選定も前回のように聴く人を意識したものではなく、いわゆる「石井好み」の楽曲がセレクトされた。
そのため盛り上がりに欠ける楽曲が並んでしまったのも反省材料だ。
しかし後悔はしていなかったりもする。
まあ、なんにせよ今回のカラオケは平田君のパフォーマンスに尽きるだろう。
自らが歌った楽曲の選択のバランスの良さといい、コーラスワークといい、圧倒的だった。
まさに『カラオケ強化人間』と呼ばれるにふさわしい活躍だったと思う。
今回の平田君の姿を見て、まだ荒屋塾でカラオケを続ける意味はあるなと思い直すことができた。
【思い出深い楽曲】
『sakura』 NIRGILIS (『交響詩篇エウレカセブン』 4th・OP)
毎回1曲目は気を遣って選曲するが、今回は特にシックリ来る曲が無かった。
そんな中で本番2週間前に出会ったのがこの楽曲。
この楽曲が大例会後の本編視聴を決意させたといっても過言ではない。
おうさんと平田君も観ているということなので、この楽曲で本当に盛り上がるのは次回かもしれない。
一番の聴き所である、サビでの『アメイジング・グレイス』のマッシュ・アップも再現されることだろう。
なお個人的には3rd・EDの『Tip Taps Tip』、2nd・EDの『Fly Away』も好み。
『Red fraction』 MELL (『BLACK LAGOON』 OP)
やぶと俺認定の本年4〜6月期アニメ最高の楽曲。
初めて事前に歌うことを予告するという試みをしたが、やはりその方法は間違ってなかった。
コーラスなどのみんなの協力がなければ、途中で心が折れていたことだろう。
ちなみに2コーラス目あたりでの振り付けもある程度マスターしてきてはいたが、会場が狭かったため大暴れすることが出来なかったのがやや心残りか。
『spiral wind』 島みやえい子
今回唯一のノン・タイアップ曲。
そして今回の俺のカラオケのハイライトである。
コーラスを入れないとこの楽曲の魅力が伝えられないため、7月初めに平田君にコーラスを依頼。
輪唱の部分だけでもやってくれれば充分と軽い気持ちで本番に臨んだら、平田君が異様なクオリティでコーラスを展開してきて度肝を抜かれた。
初めてカラオケで歌ってる最中に「気持ち良い」とすら思ったのである。
平田君の力を合わせてかつてないパフォーマンスを発揮する・・・・・・、まさに『セブンスウェル現象(覚えたての単語)』と呼ぶにふさわしい経験ができた。
ちなみに島みやえい子には他にも良い楽曲が多数存在する。
ジョイサウンドなどにも配信されるようになれば、坂本真綾・新居昭乃・KOKIAと並んで俺のフェイバリット・ディーヴァになるだろう。
『hollow』 number201 feat.rhu (『Fate/hollow ataraxia』 OP)
『ふたりの場所』 片霧烈火 (『神無木の鳥』 OP)
『メグクル』 eufonius (『CLANNAD』 OP)
『鳥の詩』 Lia (『Air』 OP)
『Last regrets』 彩菜 (『kanon』 OP)
新たな可能性を模索するために選定されたこの5曲。
すべてPCゲームの楽曲である。
大例会カラオケで様々な分野・アーティストの楽曲を他の塾生に先んじて歌ってきた。
そんな俺もとうとうこんな処まで来てしまった、そんな感慨すらこみ上げてくる。
まだこのあたりにはまだ見ぬ鉱脈があるのではないだろうか?
逆にいきなり『鳥の詩』を引き当ててしまっているので期待しすぎなのであろうか?
今回の『鳥の詩』は平田君のコーラスが加わって完成度を増した。
これで2回目の披露だったのだが、すっかり大例会のスタンダードナンバーのような風格を漂わせていた。
あと個人的に片霧烈火はすでに多くの楽曲を発表しているので、今後の配信動向に期待している。